医療の力で「美」を生む仕事

美容外科のナースは、基本的に夜勤はなく、残業も発生しない職場がほとんどです。
それにも関わらず、夜勤や残業が当たり前の病棟勤務のナースに比べ、給与が高めに設定されている実情があります。
ここでは、その理由について調べてみました。

1つ目の理由として挙げられるのが、インセンティブです。
美容外科の中には、スキンケア商品を販売し、ナースに対して販売ノルマを課している所もあります。
そうした職場では、販売数や売上によってナースにインセンティブを支払っており、それが給料アップにつながっています。

2つ目の理由は、指名料です。
ナースが担当する施術では、特定のナースを指名できるケースがあります。
その場合、指名されたナースに対して指名料がバックされることがほとんどです。
患者さんから指名をもらうためには、ナースとして医療技術や専門知識に精通している必要があります。
また、誠意のある対応力も求められます。
そのため、指名料を得るのは簡単ではありませんが、結果が給与に反映されるため、モチベーションにはなるでしょう。

3つ目の理由は、基本給そのものが高めに設定されている点です。
美容外科で行う施術の大半は、健康保険が適用されない自由診療となります。
患者さんに対し、自由に施術料金を請求できるため、その分をナースの給料として還元できる傾向にあるのです。
基本給を高めの設定にすれば、より高いスキルや知識、経験値を持つナースを雇用できるため、多くの美容外科が高い基本給を提示しています。

「給与が高い」というのは大変魅力的なポイントですが、自身の努力次第で給与に差が出てくるのも事実です。
美容医療を極めたいという気持ちがあり、勤勉かつ接客が好きでなければ、なかなかモチベーションは維持できないかと思われます。
当記事を一読したうえで、美容外科のナースになりたいと思った方は、現場の詳細をまとめた以下サイトも参照してみると良いでしょう。
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